今年初のG1を振り返って
フェブラリーステークスも終わり数日
今更ながらに更新です。
体調不良や競馬での大負けをしまして、ここ2週間程観戦専門でした。
藤田菜七子騎手の参戦で大いに沸いたフェブラリーステークス
結果は武豊騎手の絶妙なペース配分のインティが完勝
メジロ牧場の牧場長がオーナーですが、牧場主の命日に初G1制覇とはやはり競馬はドラマがあります。
さて、賛否両論のある藤田騎手の騎乗ですが、
個人の意見は上手く乗ったと思います。
東京コースであそこまで外に出す必要があったのかという意見も多く見ましたが、キッキングはセンなので砂を被った際のリスクを取ったのでしょう
仮に中を捌けてもあの日の馬場では4着がせいぜい
プレッシャーに負けずに素晴らしいと思います。
次はBCの話もありますし、キッキング自体アメリカ輸入なので楽しみでもあります。
個人的にはアメリカ馬場はキッキングには合わないと思いますが
負けの傷を癒しながら春のG1戦線も頑張りましょう
ウインター争覇、雲取賞競走回顧
【ウインター争覇】
一番人気のフロリダパンサーがパンクしサムライドライブは今回は逃げたが早々に捕まる荒れた展開に
さすがは笠松一本筋ではいきませんね
メモリージルバはコンスタントに重賞を勝ちますね 馬主孝行の馬です
2着のヴェリテは元々は力があるのでようやく復調気味か
【雲取賞競走】
ラプラスは天栄帰りで乗り込まれていたとの事で本命
ミューチャリーは初距離、初大井なので軽視していました
レースは積極的に動いたヒカリオーソの逃げ切り勝ち
今の大井は全体的に逃げが有利なので前に行ったもん勝ちのレースでした
逃げると踏んでいたアトムズスピアーも逃げず
ラプラスも飛んでこず予想としては全くかすりもしないレースでした
ミューチャリーはここで圧勝するようならフリオーソやアジュディミツオーのような名馬になれるかと思っていましたが、この内容だと羽田すら怪しい気がします
全ては馬場が合うかになりそうですね
今年は来るかわかりませんが中央の3歳オープンの転厩馬にタイトルを持ってかれないように各馬頑張ってほしいです
金盃回顧
今週の大井開催で一番楽しみなレースでした。
サウンドトゥルーは後方から徐々に押し上げると最後はきっちり捕らえて完勝
まだ少し余裕もあった感じがしますね
初距離とは言え1.6倍も単勝オッズがついていたのはラッキーでした
今日の馬場と最初の位置どりした時は少しヒヤリとしましたが・・・
とはいえ、金盃の優勝賞金は2200万円
川崎記念の2着賞金が2100万円なので、確実に取れる方に出してきた感じは少し残念ですね
リッカルドもそうですが中央の出走枠を取るのが大変なので地方転厩するオープンクラスが近年増えている気がします
個人的には反対はないのですが、転厩した以上
地方の雄として、中央勢を迎え撃ってほしいものです
きさらぎ賞、東京新聞杯、黒潮スプリンターズC、ヒロインズC
今週の中央は1倍台がよく飛んだ開催でしたね
【きさらぎ賞】
良血のダノンチェイサーが直線半ばでランスオブプラーナを捕らえて完勝
馬場も渋っていたのでタイムはこんなもんでしょう
ランスオブプラーナが思っより逃げ粘った分か馬場の問題かあまりダノンは強さを感じませんでしたね
現状はG1馬2頭と比べると力差がありそうです
【東京新聞杯】
スズカフェニックス以来の一番人気勝利となったインディチャンプ
このレースは見応えありましたね
スタートでやや出負けするもののすぐに位置をとって、直線は内をすくって完勝
最後はサトノアレスとレッドオルガに詰められましたが力差は十分に見せられたでしょう
タイムも1.31.9と悪くなくマイル戦線にまた一頭名乗りをあげてきました
【黒潮スプリンターズC】
サクラレグナムが重賞連勝
10歳でもまだまだ元気ですねこれで黒船賞の優先も取れましたし、地元馬代表として頑張ってもらいたいです
ただ、エイシンバランサーには驚きました
4角で捲られた時はあのまま潰れていくと思いましたが、そこからサクラレグナムを追って最後は差も詰めてますからね
タラレバは厳禁ですが馬体重の大幅減がなければ、と思ってしまいますね
【ヒロインズC】
BG1に昇格してキサラキクが連覇で引退に華を添えるか注目していたレース
結果としては2障害を2番手で降りたタイキンがキサラキクとナカゼンガキタを抑えて優勝
ゴール前で2頭が止まりかなり接戦となり見応えあったレースでした
また、最終レースでホクショウマサルが連勝を伸ばし18連勝!あと2勝で新記録です
今日も大楽勝でした
個人的に好きなノエルブランは2障害を2番手でおりたのに直線刻みに刻み結局ブービーこのクラスではなかなか勝負になりませんね
さて、明日からは大井開催
水曜には金盃競走にサウンドトゥルーが出走します
移籍初戦なので楽しみです
川崎記念レース回顧
ケイティブレイブがまさかの敗戦
西日が眩しいとか福永騎手のふざけた敗戦コメントを引用している場合じゃなかったです。
レースは想定通りサルサディオーネとコパノチャーリーが逃げる展開に
道中はゆっくりとペースが上がらないと見ると
オールブラッシュが押し上げて番手につけるとここで少しだけペースが上がってるJRA5頭固まった状態で直線に
最後は人気2頭をこじ開けたミツバが嬉しいjpn1初勝利となりました。
カネヒキリ産駒の嬉しい初G1制覇です!
思えば父フジキセキも産駒初G1は川崎でしたね。
田中勝春騎手で勝ったグレースティアラの全日本2歳優駿が懐かしいです。
フジキセキファンとしては嬉しい結果です。
馬券は外しましたが
短命だった父に捧げる勝利
後は芝の勝利をなんとか達成して欲しい・・・
切なる願いです。
レース後コメントで福永騎手も言っていますがケイティブレイブは今ひとつの調子のようでしたね。
使い詰め気味な部分もあるのでそれも要因でしょうか?
昨日からと比べると後ろが届く馬場になっていたのも要因の一つでしょう。
人気3頭の中ではジッと脚を溜めていましたからね。
レースレベルとしては疑問が残る内容でしたが
ともかくミツバ・和田騎手!川崎記念勝利おめでとうございます!